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謙虚、堅実をモットーに生きております!
にはその小説を象徴する
個性的な詩集、文学、漫画が
出てきていて面白いです。

吉祥院麗華様も讃良様ほどではないでしょうが、
いろいろと読まれているようですね。

 

漫画

「君は僕のdolce」

架空の漫画。通称、君ドル。

謙虚、堅実をモットーに生きております!
の小説の中においては、
主人公吉祥院麗華が前世に読んだ人気漫画。
現世の麗華は、この漫画の中に転生していている。

あらすじは、漫画の主人公で一般庶民の高道若葉と
素封家御曹司の鏑木雅哉が、
親友の円城秀介に支えられながら
身分の差や障害を乗り越えて結ばれるというもの。
そして、二人の仲を邪魔し続けた
悪役令嬢の吉祥院麗華が、
雅哉に家ごと潰されて
一般庶民に没落するというもの。

 

「ベルサイユのばら」池田理代子

凛々しい愛羅様とイケメンお兄様、伊万里様をお供に遊園地へ。
それが、麗華が前世で愛読していた漫画から
お姫様逆ハーレム妄想へ発展。

具体的な漫画名は出ていないものの、
フランス革命を舞台に、男装の麗人騎士率いる騎士たちに
守られるロココ縦ロールの悲劇の王妃ヒロインを妄想。

といったら、この漫画しかありません。(第22話)

 

「日出処の天子」山岸凉子

小6の修学旅行先の奈良の夢殿の前で、
「日出処の天子」とつぶやく麗華様。

こちらも、麗華様が前世で読んだ漫画です。(小6 第39話)

 

詩集

『若菜集』内の「初恋」島崎藤村

藤村の詩集『若菜集』に収められている「初恋」に林檎が出てくる。

委員長が美波留ちゃんに渡したかったチョコを麗華が代わりに渡した時に、藤村にあやかって林檎の絵でも描いたらどうかと妄想。
(中2 第63話)

美波留ちゃんからの手作りチョコに酔いしれる委員長を見て、藤村の初恋のようだと麗華が妄想。
(高2 第199話)

ハイネ詩集

鏑木が失恋した時に読んでは落ち込んでいた詩集。
優理絵様がアマーリエ?(高1 第105話など)
麗華が友柄先輩に失恋したと勘違いした時にプレゼントする
など何度も登場していますね。

麗華様は恋愛運が落ちるためといって、
結局それをサン・ジョルディの日に
うまく鏑木に返しました。。。(高3 第221話)

「神曲」 ダンテ

13〜14世紀のイタリアの詩人で政治家のダンテ・アリギエーリの長編叙事詩。地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部構成。ちなみにベアトリーチェはダンテが幼い頃から心を寄せていた女性の名。神曲に登場している。

学園祭で手芸部で展示するベアたんぬいぐるみの顔の候補を3つ作って、どれがいいかとピヴォワーヌサロンで眺める麗華。それを見た鏑木は3つ頭の地獄の番犬ケロベロスと勘違いする。
憤慨した麗華は脳内で、神曲を書いたダンテを梅若に見立て、永遠の恋人ベアトリーチェを庇い、鏑木に謝罪を迫る妄想をする。(高2 第154話)

「地獄の季節」 ランボー詩集

鏑木が密会に使う小会議室に入室するときのために
合い言葉をここから拝借。

合い言葉は「見つけた」「なにが」「永遠が」(高3 第243話)

ヴェルレーヌ詩集

円城が「嫌いじゃないけど」と言った、ランボーの相方の詩集。(高3 第244話)
麗華様って、鏑木と円城が親友以上の関係のあるような発言
時折りしてますよね〜。

文学

源氏物語

こちらもハイネの詩集とともに何度が出て来ている物語り。

鏑木家の蛍狩りの会では、
麗華ママと鏑木ママの思惑
麗華の玉鬘、雅哉の蛍兵部卿宮の配役(高2 第135話)ではなく、
舞浜さんが玉髪役になってましたが。。。

源氏物語関連の考察はこちらに掲載しましたので
良かったら読んでみてください。

 

「櫻の樹の下には」梶井 基次郎

鏑木家の観桜会で、円城が夜桜を怖がる麗華様を、
「…桜の木の下には…」と更に煽る。(高3 第207話)

 

「あすなろ物語」井上 靖

鏑木に期末テストを学年20位以内を強要されたときに「ヒノキの木になれないあすなろ」と言われる。(高3 第263話)

 

「ナイチンゲールとバラ」オスカー・ワイルド

鏑木家主催の七夕の会で伊万里様がお目当ての女性にしたお話。(高3 第266話)

「葉隠」山本常朝

麗華様と円城に若葉ちゃんと同じ民間の夏期講習に行くことを吐かされた鏑木。
どうして若葉ちゃんに告白しないのかと迫る麗華様に、
鏑木は「一生忍んで思い死すること……(恋の本意なれ)」
と答える。(高3 第271話)

「異邦人」アルベール・カミュ

鏑木グループの経営するホテルのジムの貸切個室で痩せるための鏑木式スパルタトレーニングを受けていた麗華様。トレーニング後は、更衣室まで円城の助けを借りなくては動けないほどになる。着替えをしてトレーニングルームに戻ると、ソファで寝ていた鏑木にリベンジをするかのごとく、濡れたハンカチで鼻と口を塞ぎ、肩も抑えて水責めの拷問を施す。

苦しくなって起きた鏑木に咎められると、理由は「太陽が眩しかったから」と小説、異邦人の主人公と同じ答えを返す。異邦人の主人公と同じように、円城と鏑木からは有罪判決を受ける。(高3 第293話)

画集

エッシャー画集

絵をみて興味を持っていたとのことで、
雪野君が小1の時に鏑木がお誕生日に贈った
オランダのだまし絵の版画家の画集。(高2 第189話)

 

童謡

マザーグース

ヨーロッパ修学旅行中、麗華は佐富君とイギリスの童謡、
マザーグースのロンドン橋の怖〜いお話をする。(高3 第223話)

雪野君が欲しがっていたので、お土産に購入。

雅哉によると、鏑木家の書庫にも蔵書がある上、
10人のインディアンをモチーフにした人形もあり、
そのうちの一体は高1の終わりに壊れたとのこと。(高3 第228話)

 

童話

「シュペッサルトの森の宿屋」 ハウフ童話全集

麗華が雪野君が入院した時に、秀介経由で贈ったドイツの童話。
前世の従兄に風邪で寝込んだ時にもらった思い出のもの。(高2 第124話)